はじめに
太るのは簡単ですが、ダイエットは難しいです。
がんばってダイエット始めてみたけど思っていたより痩せられなくて困っていませんか。
「結婚式などの予定があって、早めに痩せたい」方もいるかもしれません。
マイクロダイエットについて
マイクロダイエットは、医療機関でも利用されるダイエット専用食品です。
ダイエットは、脂肪のみが燃焼するのが理想ですが、実際にはタンパク質やビタミン・ミネラルが不足し、筋肉も一緒に落ちてしまうことが多く、基礎代謝が低下してしまうためリバウンドの原因になります。
マイクロダイエットは、カロリーの主な原因となる糖質や脂質を抑えつつ、タンパク質やビタミン、ミネラルなど体に必要な栄養素を効率良く補うことができるため、筋肉が落ちにくいです。そのため痩せやすくリバウンドしにくいダイエット食品といえます。
ドリンクタイプとパスタタイプとシリアルタイプがあり、上がパスタタイプ、下がドリンクタイプです。
対象
基本的にはダイエットを考えているすべての方にご利用頂けます。
早く痩せたい方やBMIが30以上の高度肥満の方、膝痛・腰痛などで運動してダイエットが困難な方などにおすすめです。
低たんぱく食などの特殊な食事療法中の方や妊娠中・授乳中の方、18歳未満の方は、利用不可あるいは十分な注意が必要になります。
マイクロダイエットの使い方
最も効果的な使い方は、夕食をマイクロダイエットに置き換える方法です。
一食 置き換え法
朝食 普段どおり(もともと朝食抜きの方は必ず食べるようにしてください。)
昼食 普段どおり(変に増やしたり減らしたりする必要はありません)
夕食 マイクロダイエット(ドリンクタイプ、パスタタイプ、シリアルタイプいずれでもOKです)。
夜食 厳禁です。
夕食を置き換える理由として、一番カロリー摂取が多くなりやすいこと、その後は寝るだけのため、カロリーを多くとる必要がないことが挙げられます。
夜食は食べた分だけ脂肪になると思って頂いて結構です。今後は夜食をとらないで済むように、お腹がすく前に早寝する習慣をつけるようにしてください。
効果
夕食のカロリーは日によると思いますが、600-1000kcalくらいと思います。
170kcal(ドリンクタイプ )か
260kcal(パスタタイプ 、リゾットタイプ、シリアルタイプ)
ですので、夕食が700kcalの方の場合、
普段にくらべて一日500kcal程度減らせる計算です。(体脂肪に換算すると、約70gに相当します)
現在の生活スタイルで摂取カロリーと消費カロリーが釣り合っている方の場合、一ヶ月続ければ2.1kgの減量となる計算です。
※実際には減量効果は元の体重や生活スタイルなどに依存するため個人差が大きくなります。水分量の変化などは考慮しておらず、あくまでも理論値と考えてください。
作り方
基本的にはドリンクタイプは水で溶いてシェイクするだけです。
パスタ・リゾットタイプはお湯で戻したあと、スープを入れてよく混ぜるだけです。
運動について
可能であれば運動もしたほうが良いですが、膝痛・腰痛がある方、時間がない方はマイクロダイエットに集中してください。
運動は無理なく続けられるものに限定したほうが良いです。
軽めのウォーキングなどから開始して、減量がすすんで体が軽くなってきたら、強度を上げていくのが良いです。最初から頑張って怪我をしてしまうと、逆にリバウンドの原因になってしまいます。
注意点
どの種類を選ぶのが良いか
多少のカロリー差はありますが、どの種類を選んでも大丈夫です。
むしろ同じものばかりを続けて、ダイエットが続かないことのほうが問題です。秋が来ないように、好みに合わせていろいろなタイプ・味を利用されると良いと思います。
2食置き換えについて
ホームページ上は2食の置き換え法についても書かれています。高度肥満の方で減量手術を予定しているときに、2-3食の置き換えを行う場合もありますが、必要以上のカロリー制限は基礎代謝を落として逆にダイエット効率を下げることにもつながりかねないため、夕食1食の置き換えを基本とするのが良いと思います。
都合により1日休んでも良いか
飲み会や付き合いなどで、マイクロダイエットを使えない日もあるかもしれません。
その場合は、1日お休みしても大丈夫ですが、食事は必ず腹6分目〜8分目までに抑えるようにしてください。
マイクロダイエット使用中は、体がカロリーを欲しているため、少しでも食べすぎるとすぐリバウンドしてしまう恐れがあります。
まとめ
以上簡単ですが、マイクロダイエットを効果的に使用するダイエット方法でした。
マイクロダイエット置き換えで痩せること自体はそれほど難しくないかもしれませんが、むしろ減った体重を維持することのほうが困難です。体は必ず元に戻ろうとします。
ダイエット期間中に、少しずつ健康な食生活 、運動の習慣を含めた生活リズムの見直しをすることが、リバウンドの予防になります。
無理のない範囲で、少しずつがんばっていきましょう。